幼い子供を連れて海外へ行く場合、まず第一に気になることは、体調管理ではないでしょうか。
出発前、熱を出したり、風邪をひいたりすると、予定がすべて狂ってしまいます。
まして、出発後に病気になったら・・・。
そんな事態を避けるために、私がさまざまな失敗から学んだ、「出発前に心掛けていること」を紹介します。
少しでも、ご参考になれば幸いです。
※以前、少しそれに関係する「とびひ」の記事も書きました。
衛生面の整った場所を旅行先に選ぶ
ビジネスで海外渡航する場合は選べませんが、もし家族旅行ということでしたら、まず衛生面の整った場所を選ぶことをおススメします。
ほとんどの場合、衛生面が整っている=医療制度も整っていますから、現地で万一のことがあっても、対処は可能なはずです。
物価が安いから、という理由で衛生面を度外視することは、幼い子供がいるうちは避けたいものです。
元気そうに見えても、念のため小児科へ
素人目からは元気そうに見えても、小児科医に見ていただくと、「実は鼻水が出ていた」「実は耳の中が赤くなりかけている」などが判明することがあります。
特に、中耳炎など耳に関する病気は、完治が長引くので要注意です。
我が家の場合、アレルギーがある子の対処薬も、念のため相談のうえ、処方していただいています。
言葉の分からない海外では、知らないうちにアレルギー食材を口にしてしまう場合も考えられるからです。
熱さましなどの頓服薬も、相談の上、かかりつけ医に処方していただければ安心です。
旅行保険には必ず入る
日本国内とは違い、海外でお医者様にかかると、当然保険は適用されません。
「掛け捨てになったらラッキー」くらいの気持ちで、旅行保険には必ず入りましょう。
家族でまとめて入ると、結構お得になったりします。
海外で実費で医療行為を受けると、目玉が飛び出るような額が請求されることもあります。
日本語が通用するお医者様の連絡先を控えておく
これは、メジャーな観光地に限った話になりますが。
ハワイやニューヨークなど、よく知られている都市でしたら、日本語が通用するお医者様がいらっしゃることがあります。
万が一を考えて、調べられる範囲で連絡先を調べておくと安心です。
例えば、ワイキキでしたら、シェラトン・ワイキキ内に日本語が通じるドクターズ・オン・コールという施設があります。
出発2週間前から細心の注意を!
なぜ2週間かというと、子供がかかるたいていの病気の潜伏期間は、長くて1週間程度だからです。
病気に気づく→治療→完治へと状態を持っていくには、2週間がギリギリのタイミングなのです。
幼稚園や保育園に通ってらっしゃるのでしたら、園で流行っている病気はないかをチェックしておくことも大切です。
旅行前は、いつも以上健康に気を配って、万全の体調で臨みたいものですね。