授業参観や保育参観、運動会に個人面談、PTAのベルマーク集め、親が参加する子どもの行事は毎月のように開催されています。
参加の中心はやはりお母様方ですが、最近では、お父様の参加も珍しいものではなくなりました。
特に、兄弟姉妹がいらっしゃるおうちは、手分けして参観しなければいけませんから、ご両親そろってお休みを取られるおうちもあるようです。
ほとんどの行事は、乱暴に言ってしまえば「親(保護者)がいればいい」わけですから、父でも母でも都合がつく方が参加できればOKです。
でも、中には「やっぱりお母さんじゃないと」という行事が存在します。
それを痛感したことってありませんか?
私は、何度もあります!(泣)
「役員決め」だけは、母親が参加したほうがいい!
絶対に母親が参加したほうがよい行事。
それはズバリ、「役員決め」です。
PTAや保護者会、子ども会などなど、どんな集まりにも役員が存在します。
ごくまれに、進んで立候補して下さる神のごとき方がいらっしゃいますが、ほとんどは「積極的にやりたくはないけれど、やらないといけないし・・・」という無言のプレッシャーと義務感から役員は決まっていきます。
母親たちの空気の読み合いが男性陣を無言にする
でも、この空気の読み合いが・・・。
男性はどうも、気圧されるみたいですね。
気持ちはホントよくわかります。
これまで、奥様に「●●委員に立候補するって伝えてきてね」と言付かって参加してきた、幾人かの勇気あるご主人を見てきましたが・・・。
みな一様に帰宅した後
「怖い物を見てしまった。あそこに口をはさめる気がしない・・・」
と語ったとかなんとか・・・。
デスヨネー。
意外?押し付け合いはほとんどありません
これまで十数回そういった会に参加してきましたが、「自分がやりたくないから誰かを推薦する!」とまでの露骨な、というか積極的な押し付け合いが発生したところは、見たことがありません。
「できればやりたくない」けれど、それでもやらなければならいことは、みなさん納得しているわけです。
そりゃ、大人の集まりですからね。
たいていは、その年に覚悟を決めていた方が立候補して、意外なほどすんなり候補が決まります。
昼ドラ的な展開を期待していた方がもしいたら(いないよね)、肩透かしを食らうかもしれません。
厄介なのは「●●しかやりたくない」人
ではなぜ、役員決めは難航するのか?
それは「●●しかやりたくない」という人が多いからだと、私は推測しています。
具体的にどういうことかというと
「○○委員しかやりたくない」
「△△さんと○○委員をすると決めている」
「(もう卒業した)上の子のとき■■委員をしていたから、下の子の時も■■委員がいい」
といった具合に、やりたいことが決め打ちの人がいる場合に、役員決めが難航することになります。
決め打ちしてきている人が、1人ならいいのです。
その人が立候補して、決定しますから。
が、バッティングした場合・・・・。
話し合いがもたれることになります。
大体は、最終的にはジャンケンかクジで決まることになるんですが、そうなるまでも長かったりするんですよね・・・。
「6年生では役員をやりたくない」理由
「どうしてもやりたい!」というこだわりを持つ理由の一つが、
「6年生では役員をやりたくない」
というものです。
なぜかというと、6年生は最高学年。
役員も、何かと引っ張っていく、代表的な役割を割り当てられることが多いからです。
卒業アルバムという大仕事もありますしね。
というわけで、みんな「6年生になる前に役員をやっておかないと!」と必死になるのです。
餅は餅屋。女同士の話し合いはやっぱりお母さんが吉
こんな女性同士の駆け引き渦巻く戦場に、何も知らない子羊のようなご主人を放り込んだら・・・。
萎縮して、何も発言せず「どうぞやりたい皆さんで決めて下さい」となるのは、当然のことです。
ですから、「どうしても役員をやっておきたい!」という役員決めのときだけは、私も仕事を休んででも出席しているようにしています。
そんなお母様方、多いのではないでしょうか?
私も決してそういう話し合いが得意なほうではありません。
が、家族のため、地域のため、今日も赴こうではありませんか!