青い空の下、白球を追いかける少年たち。
彼らの一生懸命なプレイは、感動とともにため息を生みます。
「ああ、またうちの子のズボン破けた・・・」
そう。
これは、そんな悲劇を繰り返さないため立ち上がった、最低限の労力でなんとか済ませようとする、ある母親の戦いの記録なのであります。
というわけで、ここでは野球ズボンに、ミシンを使って膝パッドを縫い付ける超簡単な方法をご紹介します。
準備は万端、という方は、ささっと後編へどうぞ。
野球用ズボンの破損個所ナンバー1はヒザ!
野球用のユニフォームパンツでもっとも破損する箇所は、ずばりヒザの部分です。
私が知る限り、布を補強する用のパッドは「膝」「お尻」の2つがありますが、お尻部分は二の次三の次です。
ヒザ部分は、下手するとたった1度の試合で摩擦で穴が開きます。
まずは、なんといっても膝部分をパッドで強化していきましょう。
取り付け方は2種類
パッドには、大きく分けて2種類の取り付け方法があります。
1つは、アイロン。そしてもう1つが縫い付けです。
ここで説明するのは縫い付け方法ですが、アイロン取り付けでもすぐにはがれる、なんてことはありません。
ただ、アイロンプリントなので、どこかがはがれかけると、一気にはがれてきます。
この点にはご注意を。
【図解】膝パッドを縫いやすい部分・縫いづらい部分
実際縫おうとミシンを出して、ハタと気づくことがあります。
それは、
『ズボンの縦辺(青丸の部分)ってどうやって縫うの?』
ということ。
家庭用ミシンに横縫い機能(縦にではなく、横に布を送る機能)は、まずついていません。
ネットを調べてみると、
『ズボンの縫い目(ズボン両脇の縫い目部分)をリッパーでバーッと解いて、平たい布の状態にして膝パッドを縫い付ける。
その後、ズボンの横を縫い合わせる』
などと載っています。
・・・・確かに平たい布の状態にしてパッドを縫い付けるのはカンタンそうです。
が、そのためにせっかくキレイな状態で売っているズボンをほどくのはちょっと・・・。
その作業をせずに攻略することが、このミッションのカギとなります。
具体的には・・・・
こんな感じで、返し縫機能をうまく使って縫っていきましょう。
まずは下準備
【下準備1】破れた膝パッドを取り除く
おお膝パッドよ。破けてしまうとは情けない・・・
ま、がんばった証ということで。
破れてしまった膝パッドを、リッパーでざくざくとっていきましょう。
もちろん、初めてズボンにつける場合は、この作業は不要ですよ~。
【準備2】縫い方を調整しておく
縫う前に、縫う力の強さや縫い方を調整しておきます。
私は比較的ゆるめの力に設定しています。
我が家のミシンは、最低限の機能しかないミシンなので、布が分厚い場合、キツめだとすぐにガチッと噛んでしまうのです。
厚い布を縫う用のミシン針をお持ちでしたら、そちらに付け替えることをオススメします♪
さぁ、準備は整いました!早速縫っていきましょう!
とかいいながら、記事がやたらと長くなってしまったので、次回に続きます。
コメント
こんにちは。ソフトボールキッズの父です。とりえず付いてれば良い精神最高ですね!我が家はミシン担当、父なので参考にさせていただきます。
コメントありがとうございます。
お父様がミシン担当なんてすばらしいですね!
少しでも参考になりましたらうれしいです!