前回は準備までで記事が終わってしまいました・・・。
青い空の下、白球を追いかける少年たち。
彼らの一生懸命なプレイは、感動とともにため息を生みます。
「ああ、またうちの子のズボ...
というわけで、今回は早速縫っていきましょう!
【縫い方】まずはカンタンな上下部分から
まずは、比較的やりやすい横辺から塗っていきましょう。
これは、ミシンのベッド(縫い台)の手前を取り外せば、スムーズに進む作業です。
- 本来の付け方はヨコからだったような・・・。こんな感じで、これ以上ないくらい適当にまち針をつけます。
- ベッド(台座の部分です)の補助テーブルを外して、すぽっとズボンをかぶせ、筒縫いの状態にします。さぁスタート!
- 一辺縫い終わりました。結構ガタガタしてますね・・・。「超テキトー」なので、これでよしとします!
- 縫い目を自虐的にアップにしてみました。機能さえ果たせばそれで良しの精神です。
- 下部(右)と同じ要領で、上部(左)を縫いました。こっちも相当ガタガタしてます。
これで上下部分が完成しました!パチパチパチ!
縫い目が汚くてもいいの!完成なの!
さぁ次は、問題の左右部分です。
【縫い方】問題の左右部分を縫い付ける
では問題の、履いた時左右になる部分をつけていきましょう。
ここでのポイントは、なんといっても返し縫スイッチ!
これを活用してラクをしようじゃありませんか!
- 履いたとき、左になる部分を縫っていきます。筒状にして台座に通したら、最初は普通に奥へ向かって縫い進めていきましょう。
- 2センチくらい進んだら、すかさず返し縫いスイッチ、ON!そのまま折り返すのではなく、少し斜めに角度をつけて縫い進めていきます。このボタンを活用しまくって、ジグザグに縫い進めていきましょう。
- こんな感じで、進んでは返し縫スイッチを押し、また進んでは返し縫スイッチを押し・・・・と進めていきます。もはやなにがなんだか分からないくらいガタガタしています。縫い付けられていればそれでよし。
- ジグ・・・ザグ・・・ジグ・・・ザグ・・・。途中ジグザグどころじゃない場所もありますが、なんとか最後まできました。
- 横辺縫い目のアップです。2センチくらい進んだら、返し縫い機能を使ってナナメに2センチ・・・という作業を繰り返すと、こんな感じになります。
- ててーん!左横辺が縫えました!この調子右の横辺も縫っていきましょう♪
- 向かって下、履くと右側になる部分を縫います。左側よりはちょっとうまくいっているような・・そうでもないような・・・
- 完成!!これで4辺とも縫えました!
これで完成です!やったー!
どうせ砂や泥で汚れるし、見た目は気にしない方向でいきましょう!
レッツポジティブ!
終わりなき膝パッドとの闘い
これにて、膝パッドの縫い付けは完了しました。
しかし、近いうちにまたこの作業をすることになるでしょう。
なぜなら、野球の練習は毎週あるからです・・・・。
膝パッドの装着。
それは、破壊と創造の繰り返しの歴史なのです。
そんな終わりなきメビウスの環に巻き込まれてしまったアナタのお役に立てたなら、これに勝る喜びはありません。
消極的なプレーをする選手より、積極的なプレーをする選手でよかったじゃないか!
そんなふうに自分を慰めながら、この終わりなき輪廻を受け入れようではありませんか。(涙)
以前、野球ズボンの簡単な膝パッドの縫い方をご紹介しました。
ズボンのメーカーによって、縫いやすさの違いに気づいたので、追加情報としてご...