長期旅行の際、一番気になるポイントは、なんといっても子供の体調です。
特に我が家には軽度とはいえ、アレルギー持ちの子がいるので、健康そうだったとしても、長期旅行1週間前までには一度小児科へ行くようにしています。
なにか見つかっても、たいてい1週間あれば状態が落ち着きますし、何もなかったとしても、常備薬(アレルギー薬や熱などの頓服薬など)を処方してもらえるので安心です♪
実体験より、特に注意したいのは『夏』のとびひ
夏の海外旅行や、旅行先が夏、というときに必ずチェックしておきたいのが『とびひ』。
特に小学生以下の子どもは要注意です。
厄介なことに、とびひって見分けるのが難しいんですよね。
赤いポチがほっぺやふくらはぎ、二の腕なんかにあったら、「おや?」と思うのですが・・・。
「夏だし、虫刺され?」
「あせも?」
などと、ついつい見逃してしまいがち。
私も、何度これで失敗したことか・・・。
幼稚園や保育園でプールなどの水遊びが実施されている時期は、まっさきにとびひを疑ったほうが良さそうです。
とびひは潜伏期間に注意!
とびひには潜伏期間があります。
早いときは2日ほどで発症しますが、長いと1週間くらいかかることも。
この潜伏期間がクセモノで、感染に気付かぬまま出発し、、旅行先で発症・悪化してしまう事態に!
それは、クロアチア旅行・6日目のことです。
2日目頃に発症に気付いたのですが、とびひの薬は病院でしか処方してもらえないということで、治療できないまま悪化させてしまいました・・・。
子どもたちがかわいそうなのはもちろん、見ているこっちもハラハラするし、痛々しくて・・・。
日本に帰国後、即病院に行ったのですが、下の子は完治するまでに3週間もかかってしまいました。
(上の子は1週間ほどで治りました)
後悔の残る旅になってしまいました・・・。
兄弟姉妹間での感染も
一緒に遊んだり、ケンカしたり、お風呂に入ったり。
肌が触れ合う機会が多い分、兄弟姉妹間で感染しやすいのも厄介なところです。
小学生が頻繁にかかる病気ではないですが、それはあくまでかかっている人間が治療して感染源をふりまかずにいればのお話。
上記のクロアチア旅行の際は、小学生だった上の子にも感染してしまいました。
被害拡大を防ぐためにも、事前策をしっかり立てておきたいものです!
とびひの救世主・アクロマイシン軟膏
上記の経験から、私は「旅行前には必ずとびひの薬を手に入れる!」と心に誓いました。
具体的に何かといいますと、アクロマイシン軟膏です。
これは、病院のお医者様にしか出して頂けません。
ですので、旅行前にメディカル・チェック(というほどでもないですが)に行った際、「以前こういうことがあって不安なので、アクロマイシンをいただけると安心なのですが・・・」とお伝えしています。
とびひは、細菌感染の病気なので、この軟膏と飲み薬によって、身体の外側と内側から直していきます。
事情を話して処方の相談をしてみましょう。
(実際もらえるかどうかは、もちろんお医者様判断です)
旅行前にはぜひ小児科へ
とびひのお話をクローズアップしましたが、冬の旅行では鼻水やセキなども気になる所ですよね。
「ちょっと鼻水出てるけど、自然と治るかな~」と思ってしまいがちですが(私もよくやります。病院行くのって大変だもの・・・)、旅先で悪化したときのことを考えれば・・・。
近所に1~2時間行く手間のほうが、結果的にはラクチンですよね♪