前回、乗り継ぎの際は水モノを持って行かないようにご用心、という記事を書きました。
実は、ついこの間もこれに類する体験をしてしまいまして・・・。とほほ。
アメリカへ行く用事があったのですが、帰りに現地の知り合いから、なぜか「広島風お好み焼きセット」をもらいました。
子供が機内持ち込みのリュックの中に入れていたのですが、なんとこれがセキュリティチェックの際、引っかかってしまいました!
やましいことがなにもなくても、セキュリティチェックで呼び止められるというのは、緊張するものです。
ドキドキしながら精査する検査員の方が示したのは、「広島風お好み焼きセット」。
なかなかシュールな光景です。
でも、この中の何が引っかかったんだろう?
と、箱を開けてみると・・・。
小麦粉・・・ちがうようです。
半生麺・・・・?いえいえ、ちがいます。
いか天の天かす、かつお節も・・・ちがうよね。
青のり・・・なわけないし・・・。
首をかしげながら精査する検査員のお姉さんと私と子供。
うーん、あと入っているのは、お好みソース・・・・
こ、こ、これだーーー!!!
そう、デーツのまろやかな甘さが魅力のお好みソースが、水分ということでセキュリティチェックにはじかれていたのでした!
なんとびっくり!
こうなったらもう、その場で廃棄するしかありません。
哀れ、「広島風お好み焼きセット」はアメリカで生涯を終えるのか・・・と思いきや。
セキュリティのお姉さん、お好みソースだけ箱からずるっと引き出して没収して、それ以外のお好み焼きセットを返してくれました。
真剣な顔の検査員さんと、のほほんと微笑むお好みソースの組み合わせがなんとも不思議な光景です。
こうして、お好みソースのない広島風お好み焼きセットは、無事に我が家へとたどり着きました。
めでたしめでたし?
こんな目に合わないためにも、どうかくれぐれもお土産チョイスと機内持ち込みは慎重に!
お好み焼き・たこ焼き粉が海外在住日本人に好評!
ちなみに経験上、広島風に限らず、お好み焼き粉やタコ焼き粉末は、海外在住の日本人に人気があります。
スーパーで数百円で売っている、普通のお好み焼き・たこ焼き粉です。
お好み焼きやタコ焼きは、フライパンやホットプレートで手軽に作れるジャパニーズフードでありながら、アメリカやヨーロッパの方にも食べやすくて好評ないのだそうですよ!
(パンケーキに似てるからでしょうか?)