カープ女子、オリ姫…プロ野球ファン急増中♪
『カープ女子』がブームと言われてはや数年。
すぐに廃れるといわれながらも、25年ぶりの広島東洋カープリーグ優勝もあって、すっかり定着した感のある言葉となりました。
オリックス・バファローズファンの女性をさす『オリ姫』や東京ヤクルトスワローズファンの『ヤクルトレディ』なども、球団のバックアップもあって、認知度が上がってきたのではないでしょうか。
プロ野球ファンの女性がどんどん増えるのは、球団にとっても、古くからのファンにとってもうれしいこと!
・・・のはずなのですが、『にわか』と揶揄して、一部で侮蔑的に使われているのもまた、事実です。
誰だって最初は『にわか』です。
新しいことに興味を持つって、カッコイイじゃないですか!
かくいう私も、今でこそプロ野球ニュースを毎日チェックしていますが、一番最初に見に行った東京ドームの試合が、郭泰源投手(西武ライオンズ)のノーヒット・ノーランの試合で、「全然点が入らなくておもしろくないなぁ~」と思ったものです。
今思えば、歴史的な試合に立ち会えたとラッキーなはずなんですけど・・・。
自分が大好きなものの流行が廃れ、一人、また一人とそのジャンルからファンが立ち去っていくのを見送るのが、どれほどつらいか・・・。
・・・だんだん同人誌の話にシフトしていって泣きそうになるので、この話はこの辺にしておきます。
球場で『やるな!』と思われる気配り小技集
場慣れしていないからなんだと思いはしますが、それでも「できる!」と思われる小技をいくつかご紹介しようと思います。
「小技」というよりも、球場で快適に過ごすためのTipsかも?
これからプロ野球観戦に不慣れな方を球場へ連れていく方にも、お役に立てれば幸いです。
「先に帰りの切符買っておこう」の一言
球場の最寄り駅に着いたら、さぁはやる気持ちを抑えて球場へ!
・・・とその前に、帰りの切符は必ず事前に確保しておく必要があります。
帰りの切符売り場は激混みです!
それを見越して、同行者に「帰りの切符買っておこうよ」と一声かけると気配り上手感がUPします。
Suica、ICOCAなどICカード乗車券も便利です。
ビニル袋は大と小を持っていく
ビニル袋大…ゴミ捨て用の45~70リットル推奨。後ろの席からの飲み物ストリームを防御!
ビニル袋小…弁当ガラやおつまみを捨てるときなどに活躍!
特に、狭い&急斜面の球場では、後ろの方がこぼした飲み物が流れてくることがよくあります。
カバンが汚れると気持ちが凹んで、野球観戦自体がイヤな思い出に・・・ですので、これは必須です。
45~70リットルと大きめ推奨なのは、同行者の分のカバンも一緒に入れてあげられるようにです。
ティッシュ&ウェットティッシュを携帯する
おつまみで汚れた手を拭いたり、汚れてしまったイスを拭いたり、利用価値大!
これは、ピクニックや運動会などでもおなじみですね。
小さめのショルダーバッグを持参する
応援グッズはかさばるため、どうしてもバッグが大きくなると思います。
ですが、球場内で
「ちょっとお手洗い」
「飲み物を買いに」
という時に、いちいち大きいバッグを持っていくと大変です。
お財布・携帯電話・チケット(席に戻るためにも大事!)が入るくらいの、身につけていても邪魔にならない小さなバッグを持っていくと身軽に動くことができます。
予備のカードホルダーを持参する
これは団体での観戦のTipsです。
指定席の場合、席の出入り時に係員さんに座席をチェックされるのですが、そのときいちいちポケットから取り出して・・・としていると手間がかかります。
特に、飲み物や食べ物を買って席に戻るときは、両手がふさがっていることが多いので、チケットを取り出すのにも一苦労です。
ですから、チケットホルダーがわりにカードホルダーを持参し、みんなに配ってあげれば喜ばれますよ。
100円ショップで売ってるカードホルダーで十分です。
(100円で5個分くらい入っています)
応援歌を印刷していく
経験上、応援する球団の応援歌を印刷して、同行者に配るのも喜ばれます!
特に外野でしたら、大きな声を出してみんなで盛り上がるのって楽しいですよね!
さりげなく、選手の名前や特徴(足が速い、巧打、スラッガー、ルーキーなど)も知ることができるので、喜ばれるアイテムです♪
どこの球団も、印刷用応援歌を用意しているサイトがあると思いますから、事前に印刷しておくと便利です。
野球ファンがもっと増えますように!
ビジネス的な観点からいうと、いうまでもなく女性層を取り込むというのは、興行を成功させるうえで大きなキーポイントです。
女性はリピート率が高く、かつ長時間にわたって恋人、家族、親類・・・と周りの人間を連れて来てくれる、巻き込み型の顧客となりうるので、大変重視されています。
でも、そんな小難しいハナシは置いておいて、もっともっと野球ファンが増えたらいいな~と、週末深夜、スポーツ番組をハシゴしながら思うのでした。
野球は楽しいぞ!いいもんだぞ!
ちなみに・・・
「野球は楽しいぞ!いいもんだぞ!」というのは、かのショートの名手・野村謙二郎選手(広島東洋カープ。2014年までは同球団の監督も勤められました)の、引退時の言葉です。
2000安打を達成した大選手が、こんなに純粋に野球を愛している。
球場に来ていた子どもたちに向けた言葉ですが、まっすぐで純粋な、心に届く言葉だと思います。