送迎が泣き所!ワーキングマザーと子どもの習い事【具体例編】

乳幼児期を過ぎて、保育園・幼稚園も年中・年長・・・となってくると、気になり始めるのが、子どもの習い事です。

ピアノ、水泳、体操、そろばん、公文式・・・昔ながらの習い事に加えて、最近では英会話やリトミック、サッカー、パソコンなんかもありますね。
時折、小学校の保護者会や授業参観、保育参観の帰りなんかに、ビラ配りのスタッフが待ち受けてるなんてこともあります。

少子化の昨今、習い事業界もパイの奪い合いなのか、いろんなお教室があの手この手のサービスで、子供たちを待ちかまえています。

で・も!
ワーキングマザー・・・というか、共働き家庭のネックになるのが、送迎問題。
小学校も高学年になったら自走式で通ってくれますが、それまではどうしたって親の送迎が必要になります。

それでも、親の仕事の都合で、子どもの教育ややりたいことを制限したくない、というのが、ほとんどのワーキングマザーの共通見解なのではないでしょうか。
子どもの教育費のために働いている側面も、少なからずあるわけですしね。

そんなワーキングマザーの頭を悩ませる習い事問題を、我が家のケースをモデルに考えてみたいと思います。

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ピアノ・公文式・野球・塾。始めた時期と送迎うちわけ

結論から言いますと、我が家の場合、ピアノ・公文式・野球・受験塾の4つに通いました。
すべて同時期にです。
ちなみに、小1~小3は学童にも通っていました。

以下に、具体例を記してみます。
夜遅くなってしまう、というデメリットはどうしてもありますので、100%「この方法がオススメですよ!」とは決して申し上げられません。
が、一つのモデルケースとして。
参考になれば幸いです。

ピアノ

●始めた時期
4歳くらい(うろ覚え・・・)

●始めた理由
私自身が久々にピアノを習おうと見に行ったら、息子もやりたがったので。

●習った曜日(週1日)
土曜日昼過ぎ(小学校4年生まで)★親の送迎あり
→金曜放課後(小学校4年生以降)
※成長したため、小学校4年以降は自分で通ってくれています

●自宅からの距離
自転車で15分程度。
車だと5~10分。
電車で2駅+徒歩5分。

●送迎方法
小学校4年生までは車で親が送迎。
小学校4年生以降は、一人で電車で通う。

●費用
月7000円
※発表会費用は別途年に1万円くらい。

●達成度
小学校の音楽発表会でピアノパートを任される程度には成長。
全音などで規定されているレベルだと、「初級上」といったところ。

●親の目から見た感想

男の子だし、途中で辞めるかと思いきや、楽しそうに通っています。
ピアニストを目指すわけではなし、将来楽しめる趣味の一つにでもなれば・・・。
本人が楽しそうなのがなによりの収穫です。
楽典などの練習もしてもらえるので、音楽の授業で困ることはなさそう。

公文式

●始めた時期
年長・5歳(だったと思う・・・)
※中学受験専念のため、一時休会

●始めた理由
机に向かう習慣を身につけたかったため。
私が昔習っていたというのも理由です。

●習った曜日
週2日。月・火・木・金のうち2日。
保育園のうちは、保育園を19:30頃に出て、ほんの30分だけお教室で学習という強行軍スタイル。


●自宅からの距離

自転車で5分程度。
車だと2~3分。

●送迎方法
保育園時は親が送迎。お迎えの後そのままお教室へ。
小学校入学後は、ファミリーサポート(後編で詳しく触れます)の方に行きは送っていただき、帰りは親がお迎えというスタイルでした。

●費用
一教科×6480円 ※複数教科割引あり。
3教科で月19000円ほど。
(兄弟姉妹が学習する場合も割引あり)

●達成度

国語…小学校4年生時で中学3年生程度教材学習。
算数…小学校4年生時で高校2年生程度教材学習。
英語…小学校4年生時で高校2年生程度教材学習。英検3級合格。

※算数と英語は、公文式の「中学過程修了テスト」に合格済み。
年に1度開かれる「優秀児の集い」みたいなものにも招待していただいていました。

●親の目から見た感想
本人、予想以上にがんばったと思います。
学習する習慣が身についたのが何よりの収穫でした。
中学受験のため休会していますが、本人は受験が終わったら再開したいとのこと。

上にも書きましたが、保育園のうちは、お教室での学習時間が30分程度とかなりの強行軍でした。
これは、自宅学習が中心の公文式だからこそできた方法でした。

野球

●始めた時期
小学校2年生の3学期。

●始めた理由
友達がやっていたから。

●習った曜日
週2日。土日の半日。
試合シーズンは月に1~2回試合あり。その場合は丸一日。

●自宅からの距離
歩いて10分程度。(小学校の校庭)

●送迎方法
小学校2年生までは、つきそい送迎あり。
3年生以降は自転車。
試合日は当番によって車を出す必要あり。

●費用
月2000円。別途修繕費を年2回。

●達成度
チーム自体は強豪ではないですが、本人は生きがいと呼べるほど野球が好きになったので、満足度は100%。

●親の目から見た感想
強いチームではないですが、仲間と力を合わせてチームプレイをするとか、あいさつの基本などを学べていると思います。
結果、「将来はプロ野球選手になる!」というほどの野球少年ができあがりました。
中学、高校、大学、草野球・・・と長く付き合えるスポーツと親しんでいるという意味は収穫大です。

ただし、親からすると当番が結構負担になります。
場合によっては、土日が丸一日つぶれます。それはそれで楽しいものですけれど。

●始めた時期
小学校4年生

●始めた理由
中学受験のため。

●習った曜日
週3日。平日2日+土曜日。
土曜日にはテストがあることあり。

●自宅からの距離
バスで15分ほど。
車で10分。

●送迎方法

バスで一人で通う。
(帰りはできる限り、車で迎えに行く)

●費用
月25000円ほど。夏期講習・冬期講習などで別途費用が必要。

●達成度
結果が出ていないため不明ですが、ほかの学校の友達がたくさんできたりと、いろいろ刺激になっている模様。
楽しそうに通っているので、それでいいのではと思います。

●親の目から見た感想
我が家のある地域が、小3までしか学童がないため・・・という理由もあって入塾。
勉強に対して意識の高い子が周りにいるので(本人はおいておいて)、よい影響もいただいているようです。

「魔の土曜日」。ダブルブッキングしたときは

ワーキングマザーと習い事を語るときに、外せないのが「魔の土曜日」。
どうしたって平日時間がないので、土曜日に詰め込まざるを得ないのです。

しかし!
「野球の試合が・・・・」「塾のテストが・・・」などの理由で、ダブルブッキングすることもでてくることがあるでしょう。

そんな時のために、あらかじめ優先順位を決めておくといいと思います。

我が家では、土曜日は主に野球と塾がバッティングします。

普段は、午前中が野球→午後は塾というスケジュールですが、どうしても年に何度かはどちらかが食い込むことがあります。

我が家の優先順位は、

塾のテスト>野球の試合>塾の授業

となっています。
事前に子供とも話し合って納得しあって決めました。

メジャーリーグと広島東洋カープの復帰を迷ったあの『男気』・黒田選手もおっしゃっていました。
「二つの道は歩けない」。
体は一つなので、こればかりは仕方ないですね。
事前に妥協点を見つけておくことが大切だと思います。

しまった!送迎について書くつもりが、ずいぶん長く・・・!
次回、我が家がどうやって送迎していたかや、周りの方の「送迎の知恵」について触れたいと思います。

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