実は、このサイトのテーマの一つに「ワークライフについてゆるく考える」というものがあるのでした。
そうだったそうだった!
なんやかやと、愚痴りたくなることも多いワーキングマザー道ですが、主婦業以外にも一芸あるということは、それだけ活躍できる場も広がるわけで。
それは、仕事場(ワーク)のみならず、子供会、PTA、スポーツ少年団・・・ライフでも同じことが言えます。
何かと忙しいワーキングマザーなればこそ、
「無理せず、自分にできることで『ちゃんとやってる感』を出す」
というゆるい方向性で、やっていこうではありませんか!
たとえば、仕事で当たり前のように使っているパソコンスキルも、ところ変われば「神ワザ(自分にとって)」です!
今回は、そんな経験談を書いてみようと思います。
お知らせプリント・チラシ作りはパソコン仕事
子供会や学校のPTAでは、定期的にプリント作りが発生します。
そんなとき、パソコンが扱えれば、比較的手軽に、「ちゃんと活動に参加している人」という実績が作れます。
実録!学校にPTAプリントが配られるまで
普段何気なく手にして眺めるだけのPTAプリントですが、完成するまでにそれなりに手間がかかっていたりするのです。
手順としては、
- 原本の文章を考えてパソコンで作る(ほとんどの場合ワードです)
- 部長(文化活動部や運動部、保健体育部など)、関係する先生、場合により外部の関係者がチェックする
- OKがでたら、学校の家庭分、必要な枚数をコピーする(何百枚もあるので結構手間)
- コピーしたプリントを学校で配ってもらえるよう、学校に持参して、各学年、クラスのボックスに入れる(各クラスの人数も把握していなければいけません)
ということになります。
結構手間がかかるんですよ。
ワーキングマザーが参加しやすいのは、断然赤字で書いてある「原本を作る」という部分なのではないでしょうか。
あくまでさりげなく立候補する
この「プリントづくり」という作業、「書記」とか「お知らせ係」とかいった名称で、一応その他大勢委員ではない「役付き」になれることも少なくありません。
おお、「ちゃんとPTAの仕事してる人」っぽくなってきたじゃないですか!
というわけで、パソコンを扱っているなら、すかさず
「私がやりましょうか?」
と申し出てみてはいかがでしょう。
たいていの場合、すんなりお鉢が回ってくるはずです。
パソコン仕事を引き受けるメリット
わざわざ名乗り出てまで引き受けるのは、もちろん単なるボランティア精神からではありません。
前述したとおり、プリントが配られるまでには、様々なステップが必要になります。
フルタイムで働いている場合、4.はキツいですよね。
平日の日中にプリントを学校に置きに行くためだけに、貴重な有給休暇を消費するのはちょっと・・・。。
でも、1.だったら、家で好きな時間に作業ができるし、2.はたいていメールでのやり取りになりますから、無理に日中時間を作る必要がなくなります。
これは、フルタイムで働く方にはかなりのメリットではないでしょうか!
パソコンデータが扱えるだけで、割と重宝されたりする
今どきは、パソコンで作成して、メールで確認・校正というのがスタンダード。
たいていは、前年度のデータがCDロムやUSBメモリに保存されていて、それで引継ぎがなされます。
でも実は、その中のデータをきちんと扱える方が、それほど多くなかったりするのです。
理由としては、
「パソコンが使えない」
「パソコンが古くて、ネットにつなげない(Windows XPの家が実はけっこう多い)」
「パソコンはあるけれど、旦那様のだから触れない」
「パソコンはあるけれど、ワード・エクセルがない」
などなど。
さらには、引継ぎCDロムやUSBの中を覗いてみると、テキストデータだったり、エクセルデータだったり、ワードデータだったり、はたまた文書を写真でとったものだったり・・・とカオス状態。
これらのデータをそれぞれ整理して、翌年度にしっかり引き継げるように整備することができる人物・・・となると、かなり限られてくることは、想像に難くありません。
もちろん、前年の担当者がシッカリデータ整理してくださっている場合もあります。
そんな場合は、感謝しきりです。
道(データ)を継ぐ者
そんなこんなでデータを扱える該当者を絞っていくと、人数が絞られてくると思います。
そこですかさず立候補することで、あわよくば、「働きながらきちんとPTA活動にも参加している人」という、立場を手に入れることができます。
せっかく働いて得たスキルですもの。
「一芸」として、ライフにも役に立ててみてはいかがでしょうか!