【体験記】車椅子でハワイ!航空会社の対応とレンタルの方法

過日、骨折した息子を連れてハワイ(オアフ島)へ行ってまいりました。
その時の体験記や対応した方法を、ご紹介します。
ハワイは何度か訪れたことがあるのですが、車いすを手配したのは初めてでした。
私も「どうしたらいいのだろう!?」といろいろ戸惑ったので、同じ立場になった方のお役に、少しでも立てればうれしいです。

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松葉杖?車椅子?渡航時の状態

前提として、息子の場合、まったく歩けない、という状態ではありませんでした。
骨折していたため、松葉杖を病院からお借りしてはいましたが、そろそろギプスが外れるかな…という段階でした。

具体的には、一応普通に歩けるけれど、何かにつかまっておいてね、という感じです。
走るのはNG。
骨がくっついたばかり、というところでした。

ですので、一応段差があってもOK、の状態です。
(階段でも本人は松葉づえ&手すり、同行者が車椅子を持つ、という対応でokでした)

航空会社へ連絡

まず必要なのは、航空会社への連絡です。
事前に連絡しておくことで、優先搭乗させてくれたり、空港内の車椅子をゲートまで貸してくれたりします。
その際、誘導もしてくださります。
なんてありがたい・・・。

事前に伝えたのは、

・車椅子は持っていかない、預けない(レンタルするつもりだったので)
・段差は同行者がいるので大丈夫
・可能なら、空港内で車椅子をお借りしたい→OK
・搭乗ゲートまで車椅子を使わせてほしい→飛行機の入り口直前まで使わせてくださいました。降りるときも入り口まで迎えに来てくださいました
・機内に松葉杖を持ち込みたい→問題なし

こんな感じです。

航空会社に電話すれば、必要なことを尋ねてくださいますので、それに答えていけば大丈夫です。

空港内で貸してくださる車椅子には数に限りがありますから、分かった時点ですぐにご連絡することをオススメします。

持参の車椅子を荷物として預ける場合には、また違った手続きが必要になると思いますので、それについては別途連絡してみてくださいね。

ちなみに、我が家がお世話になったのはANAでした。
こちらが恐縮してしまうくらいよくしてくださって、本当にありがたかったです。

ハワイで車椅子をレンタルする

家で使っている車椅子(こちらも医療品業者さんからのレンタルです)をハワイまでもっていこうか?ということも考えました。
が、預けるにあたっての手間や、そもそもがレンタル品であるのに海外に持ち出してよいものなのか?ということを考え、現地でレンタルすることにしました。

ワイキキでのレンタル方法

我が家がレンタルしたのはこちらです。

トラベルドンキー・ワイキキ店
車椅子レンタルのページはこちら。
ワイキキのDFSギャラリアのオフィス棟14Fにオフィスがあります。
8:00AM-17:00PM(年中無休)
☆日本語がばっちり通じます

ホテルや空港までの配達サービスはありませんが、すぐ近くのホテルに泊まっていたので問題ナシ、ということでこちらに。
1日レンタル、2日レンタル、3日レンタル、1週間レンタルが用意されています。

急な話だったので、ダメもとで出発前日にインターネットから予約を入れたのですが、予約をして1時間あまりですぐに「手配完了」のメールをいただきました。
迅速!

借り受け&返却方法


DFSギャラリア近くのホテルに泊まっていたので、空港からホテルについて荷物を置いた後、トコトコと歩いていきました。

ギャラリアをカラカウア通りから入って左手にあるオフィス棟行きのエレベーターに乗り、14階へ。
ついたら右手へ進めば、すぐに「TRAVEL DONKEY」の札がかかったオフィスがあります。

名前を告げると、すぐに車椅子をもってきてくださいました。
オフィスには日本人の方がいらっしゃいますので、実に話がスムーズです。

事前にインターネットからクレジットカードにて支払いが済んでいましたから、使い方などを聞いてあっという間に手続きは完了。

返却する日時をお伝えして、オフィスを辞しました。
ここまでたぶん、オフィス到着から5分もかかっていません。

お借りした車椅子は、日本でよく見かける左右に大きなタイヤがついていて自分で運転するものではなく、椅子の下にタイヤがついていて、ベビーカーのように、押すタイプです。
写真を見る限り、自分で押すタイプも用意していただけるようです。
我が家は、子どもが使う=必ず大人が同行しているので、このタイプだったのだと思います。

息子に聞いてみたところ、乗り心地は特に問題ないようでしたよ♪

ワイキキは街全体がバリアフリー!

ワイキキの主要な場所(カラカウア通り周辺)は、世界に名だたるリゾートの名に恥じないバリアフリーっぷりです。
信号もホテルもショッピングモールも、きちんとスロープがついています。

現地に住む人に聞いたところ、アメリカは車椅子の方がとても多いのだそうです。
ぽっちゃりな方が多いので、ヒザを壊して…というケースが多いとか。
そのため、バリアフリーが普及しているのだということです。

不自由な状態での旅は、ちょっぴり残念ではありますが、普段なかなかできないことを体験できる機会でもあります。
いろいろな手立てを考えて、最大限旅を楽しみたいものですね♪

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コメント

  1. LISA より:

    初めまして、突然失礼します。
    ハワイで車いすをレンタル予定なので質問させてください。
    レンタルされた車いすは
    http://www.drivemedical.com/index.php/aluminum-transport-chair-950.html
    こちらのサイトのものでしたか?
    ショッピングモールなどはフラットなので心配していませんがワイキキの道や横断歩道のあの段差などはタイヤが小さい分やはり進みにくかったでしょうか?
    乗っている方が息子さんとの事なので軽いと思いますがよろしければ教えてください。
    よろしくお願いいたします

    • あおこ より:

      LISAさん

      初めまして。ご丁寧なコメントをありがとうございます。
      写真のほうにも同様のコメントをいただいておりましたので、
      (https://soulsonic.jp/2017/01/07/post-944/resize0236/#comment-110)
      以下、同じ内容になりますが、こちらにも書き込ませていただきますね。
      参考になりましたら幸いです。

      おっしゃるとおり、車椅子はURLにあるもののタイプでした。
      横断歩道なども、ワイキキの街中(カラカウア通り周辺)は
      特に問題なく進むことが出来ましたよ。
      スロープがほぼ完備されておりました。
      よくあるスロープ前のガタン!となる段差もほとんどなかったかと思います。

      有名な観光地は問題ないのではと思いますが、
      マイナーな観光地や車で郊外へ行かれる場合は、別途確認しておくと安心かと思います。

      我が家は子どもが使ったので、特に気にしてはいませんでしたが、
      使われる方のご年令や状態によっては、ゴム製の大きなタイヤの車いすを
      リクエストされたら、ガタガタはより気にならないのではないでしょうか。^_^

      お役にたてたなら幸いです。
      楽しいご旅行になるとよいですね♪